Book Review『金持ち父さん 貧乏父さん』
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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好き度: ★★★☆☆
ブックオフの100円シールがついたまま10年前くらいから本棚に眠っていた本。かなり有名やし目を通しておこうかなと読んでみました〜
んー 金持ちはこう考えてるんだろうな、と思わせられる本でした。端的にいうと「労働者の側でなく資本家の側に来るべき。労働者としてあくせく働くのは未来がないし永久にお金に困り続ける。そうならないために資産となるものに投資したり自分のビジネスを持ったりしつつお金(と人)を自分のために働かせよう」という内容。
本が書かれた2000年のアメリカと、自分が今生きている2016年の日本でも共通する点は多いと思います。2014年らへんにフランスの経済学者トマ•ピケティが指摘した「持てる者ははどんどん豊かになり、持たざる者は貧しいまま。格差はどんどん広がる」というのとも共通します。
私は典型的な貧乏父さんの家庭に生まれており、ずっと疑うことなく貧乏父さん風の思想を持ってきました。最近、本当にほんの最近になって、これじゃなんかやばそうと思って若干路線変更をしつつありますが、かといって金持ち父さんの考え方を信奉できるほどではない。自分のコントロールできる範囲で金持ち父さんの考え方を取り入れたらスパイスになっていいかも!という結論です。昔は金の亡者とかお金転がして得る利益を泡銭として明らかに嫌悪していたので、柔軟になったなぁと我ながら思いますはい。
わずかばかり投資したものが大きな含み損をかかえているので投資に及び腰なうですが、失敗したことのない金持ちはおらず、彼らは失敗から学び次に生かすそう。この本で得た「株価の暴落•反落は株式市場のバーゲンセールだ!」という捉え方でポジティブに生きる!泣かないめげない!(๑╹ω╹๑ )
あと、ドナルド•トランプの名前が数カ所に出てきました。トーマス•エジソン、ビル•ゲイツ、ウォーレン•バフェット等の並びで。無知すぎてそれまでほぼ知らなかったトランプ氏ですが本当にトップ実業家だったんですね。2週間後に迫った2016アメリカ大統領選の動向は注目していきたいと思います。株も為替も動くだろうし!
(メモ)Amazon.comに英語のreviewが山ほどあるので英語の勉強につかえる
それではまたーー!