海外飛び出すことになったブログ

やっと海外に住みはじめました。ミーハーな海外フリークがthinkとdoをこつこつ記録します。

Book Review『お米の図鑑』

 

大研究 お米の図鑑

大研究 お米の図鑑

 

 好き度: ★★★★☆

 

恥ずかしながらまっったく食に関する常識、興味関心がなかったので、子ども向け基本書からスタート!さすが超わかりやすいし、一方で米での税のところなんかは高校日本史レベルでした!

 

栃木・アジア学院では稲作には関わらなかったものの、当然ながらリンクする知識がいっぱいありました。わーい。

 

例えば、

イネが育つのに必要なのは、リン酸・チッ素・ケイ酸・マグネシウムカリウム・有機物といった養分がふくまれる豊かな土。(P.11) 

植物にとっての五大栄養分はN(Nitrogen/チッ素)、P (Phosphorus/リン)、K(Potassium/カリ)、Mg(Magnesium)、Ca(Calcium) というのは繰り返しでできたことです。習う前やったら化学っぽいとこ全部読み飛ばしただろうな(笑)

 

あとは、

イネ

↓ △実以外

もみ(Paddy)

↓ △もみがら(Rice husk)

玄米(Brown rice)

↓ △ぬか(Rice bran)

胚芽米

↓ △胚芽

白米(White rice)

 アジア学院では英語で授業が進むのですが、そもそも日本語ベースの知識があやふやで苦労しました。

 

雑草・害虫のページでは

クログワイ・・・一見、ネギのような植物。はんしょく力が強いよ。放っておくと、どんどん広がって、イネを倒してしまうぞ。

でたクログワイ!!有機農家さんでお話をうかがったとき、耳から新単語がはいってきて理解できずノートには「クロムガイ?グアイ」と跡が残っていましたwその方いわく、超強い雑草で、田んぼで発見したらめちゃくちゃ落ち込むらしいです。収穫量を顕著に減らす威力の持ち主だそう。。

 

他ふむふむとなったのが

<稲荷寿司とキツネ>…キツネは、ネズミを捕まえてエサにすることや、皮ふの色やしっぽの形がイネの穂に似ていることから、稲荷神の使いとして位置づけられたとされる。だから、稲荷神社には、よくキツネがまつられているんだ。ちなみに全国にある稲荷神社の総本山は京都の伏見稲荷大社だよ。稲荷寿司は、米俵の形をしているよ。(P.69)

キツネ=神様じゃないんやな!

 

減反政策について、

2018年ごろには廃止されることになっているよ。(P.73)

一昔前のイメージが強かったけど、今でも続いてたのか。wikiによると、平成6年に制定された主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(通称:食糧法)という行政法に基づいた政策で、安倍首相が2018年に終わると発表したらしいです。

 

そんなこんなで、今までコイン精米すら使ったことがなかったので、精米してきました!

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↑手順はこんな感じ。10kg100円です。

 

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 ↑玄米をずしゃーっといれて、精米具合を選んだら簡単にできました。

 

マラウイではネリカ米というアフリカにぴったりな米を普及するらしいのですが、コーンが主食なのでなかなか根付かないらしいです。文化を壊さない程度にリスクヘッジの意味合いでお米を作ってもらえると嬉しいなーと思います。お米大好き〜〜!

 

 おわり。