海外飛び出すことになったブログ

やっと海外に住みはじめました。ミーハーな海外フリークがthinkとdoをこつこつ記録します。

マラウイの生理用品と生理事情

マラウイに上陸するまでは、ここでは何が手に入って何が手に入らないのかイメージも持てず不安でした。。

 

日本人の言う『こだわりのあるものは持って行け!』も、いやいやこだわりったってどの程度のもんかわからんわwwと。

 

現地人の言う『あー!心配ないない!何でもあるよ!』も、いやいや感覚全然違うわこらwwと。

 

日本での試み。↓

  

今日はマラウイの各県庁所在地レベルで手に入る生理用品について書きます~

 (まぁしかし結局、許容できるかは本人次第なので、敏感肌とかそういう事情のある人は日本のものを持って行った方が安心か。結局ね)

 

 

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1. ナプキン


あります!私は普通に使ってます。

首都だと種類、質、価格帯にバリエーションがあるはずですが、地方の県庁所在地ではこのシリーズしか見ません。圧倒的独占状態?

 

それぞれ10パット入りでK500~700 (80~110円)くらい。

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このメーカー一択!しかない!

基本なぜか全部羽根つきで、羽なしは存在しない模様。

 

ぱっと見で「昼用なの?夜用なの?コンパクト系?がっつり系?」などが判別しづらいパッケージです。悲

ゲージも4/4やら5/6やら混在していて、うーん何でもええわ、といつも適当に選んでいたのですが、今回詳細にパッケージを眺めて比較してみると、ちゃんと区別はあるようです。

 

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ラインナップ


日本でもこだわりなく安売りのものを選んでいたので、こちらでも特に意識せずに左の横長タイプを買ってみました。

 

すると、割と衝撃で、、

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生身、、

個別包装されていないーーー!!!

いや、これが普通なんですかね海外では?

 

最初は、衛生観念ないとか無理!絶対個別包装必要!と思っていましたが、

家で使う分にはこれでいいわ、ゴミ減るし、と今では慣れました。

 

使用感 ⇒ 各種の違いがよくわからん(笑)

あと、シールの粘着部分があってはならないところにあったり、質は残念です。

夜など不安になりたくないときは、日本のものを使っています。

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話は少しそれますが。

Made in Malawi と書いている一方で、バーコードが69から始まっていたり、メールアドレスが.cnなことを疑問に思いました。

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マラウイ産?中国産?

調べてみると、バーコード13桁のうち最初の2~3桁が国コード。69は中国。

次の5桁が会社コード。次の5桁が商品コード。

 

国コードは「商品の供給責任者(ブランドオーナー・発売元・製造元・輸入元)」についての情報であり、

商品の「原産国」を表しているわけではないと。ほえ~

 

てことはざっくり言うと、中国の会社がマラウイで作っているということかな?と。

 

ちなみにちなみに、バーコードはGS1という国際機関が規格をつくっていますが、

アフリカ大陸でこの国コードを割り当てられているのは、56か国中以下の12か国のみ。

 

南アフリカ共和国、ガーナ、セネガルモーリシャス、モロッコアルジェリアケニアコートジボワールチュニジアタンザニア、エジプト、リビア

 

ASEAN10か国だと7か国は持っています。

該当しない3か国はブルネイダルサラーム、ミャンマーラオス。納得!

 

アフリカ、特に南部アフリカ!製造頑張ってくれ!!!

参考:GS1 Company Prefix - ID Keys | GS1

 

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2. タンポン

 

県庁所在地にはありませんが、首都にはあります。

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紙~

しかし、紙。日本も数十年前はこれが普通だったそうです。

ナプキンよりは警戒してしまうので、私は無難に日本のものを大量に持参して使っています。

 

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3. パンティライナー

 

県庁所在地にはありませんが、首都にはあります。

大きいスーパーマーケットかチャイナ雑貨屋さんにあります。

 

チャイナ雑貨やさんのものがお気に入り!

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定番!生身!

20シート入りでK550~700 (85~110円)

スーパーの南ア産のよりは安くてしっかりしてました。生身パターンやけど。

 

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4. 現地人の生理事情(詳細不明)

 

上記の生理用品は、お金持ち外国人であれば普通に買える値段ですが、

現地の大半の人にはとてもじゃないけど手が出ません。

むしろ、ノーパンの人多い(ガチ)。

 

工業製品など視界に1こも入らないような村ではみんなどうしているんでしょう、、

まだ聞きたくても聞けていません。

 

Voice of Americaにこんな記事がありました。↓

www.voanews.com

 

Some studies in Malawi show that many female students in rural areas stay away from schools for at least five days during their menstrual periods, a development that affects their performance in class.

田舎の方では、生理で最低5日は学校を休むので成績が悪くなっていく女の子が多いと。

 

 

“Some Malawi statistics," she explains, "show that some girls enroll in primary school but fail to continue with their education because some have started menstrual period. So we had to look at a way when we could keep the girls in school.”

 生理のせいで小学校を卒業できなかったり、中学に行くのを断念したりする子もいると。

 

くぅー!奥が深い問題です。

どうすればマラウイ発展するんだろうか。一歩一歩なんだろうなーはー

 

ということで、終わります。