海外飛び出すことになったブログ

やっと海外に住みはじめました。ミーハーな海外フリークがthinkとdoをこつこつ記録します。

キリスト教に3週間どっぷりつかってみた

ひきつづき、栃木のアジア学院でキリスト教(プロテスタント)の環境に身を置きながら有機農業なり開発なりを学んでいます。

 

宗教と自分の関係についてですが、私は今まで「好きな/興味のあるものは?」と聞かれたら「宗教!♡」というくらい信仰というものに関心を持ってきました。というか、そのつもりでした。でも実際は信仰はいつでも自分の外部のものでしかなく、客観的に冷静におもしろーいという楽しみ方をしていました。関連グッズ集めたり宗教施設を訪問したり。

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↑自宅の机。ミャンマー、チリ、チベット、インド、トルコ、UAEサイパン、沖縄、イタリア、ドラクエの自分的聖なるものコレクション。

 

 

今はといえば、平日は

①朝のラジオ体操後、黙祷お祈り(司会の人が、「天の神様、今日という日を迎えることができてありがとうございます。今日も一日、ここにいる私たち、家族、友人、今までここに訪れた人たちを祝福しお導きください。In Jesus name I pray. アーメン。」的なことを言う)

 

②朝ごはん食べる前、歌う(天の神様〜!!みたいな曲。賛美歌?)→黙祷お祈り(司会の「父なる神様、今から私たちは朝食をいただこうとしています。これが私たちの糧となり健やかに過ごせますようお導きください。In Jesus name I pray. アーメン。」的な)

 

③朝ミーティングで黙祷賛美歌を歌う(司会が選ぶ。無数に曲あり。)→聖書の一部分を読む(司会が選ぶ。新訳、旧約からもあり。日本語verではやや古い日本語なので、おそらく英語verもそういうニュアンスだと思われる。たいてい寓話というか教訓というかが含まれている)→お祈り(司会「主なる神様、ここにいる人々が集うことができよう導いてくださりありがとうございます。◯◯のお母様が病気に苦しんでいます。どうか、お救いください。また、あなたの思いに反するようなことをしてしまうことがあります。どうか、お赦しください。In Jesus name I pray. アーメン」的な。)

 

④お昼ごはん食べる前、歌うお祈り。(同上)

 

⑤晩ごはん食べる前、歌うお祈り。(同上)

 

最低一日1時間30分はお祈り系にかけていると思います。もっと短縮してその分本を読みたい...などという考えがよぎってしまうのはさもしい異端の典型なんだろうな。

 

休日に関していえば、日曜は近くの教会に行きました。

ひとつはこれ。近隣では一番大きい?西那須野教会です。パイプオルガン、同時通訳など完備。

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他の日曜日には、別の小さい教会(名前忘れた)に行きました。

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日曜の礼拝はプログラムがきちっと組まれているものらしく、ざくっと言えば賛美歌なんこも歌ってお祈りして聖書読んで最後に寄付とかお布施献金?回収があります。寄付の内容は3歳の◯◯ちゃんがアメリカで大きな手術を受けます、とか週末に他の国から訪問者をお迎えするのに必要です、とか。献金はその教会の会員?になるとだいたい相場が決まっているみたいで、お賽銭と同様なにか強烈にお願いしたいことがあるときは多めにあげるらしいです。

 

〜コミュニティ機能〜

教会の集まりは、きっと地域の婦人会や子ども会と同様、コミュニティとして機能しているんだろうなぁと感じました。わりとご婦人が多数だったので婦人会っぽいなって印象をいだきました。日曜日にご近所さんと集っておしゃべりしてお祈りして、的な。

 

〜優しい〜

ARI(アジア学院の略称。外部の人はアジ学、内部の人はARIと呼ぶ)で出会う人出会う人みんな天使みたいに素晴らしくいい人で、宗教じみてるって言葉がうっかりでてくるくらい、これが宗教のすごさなんだなぁと圧倒されます。

 

〜音楽〜

キリスト教ではとにかく歌いまくります。ああこれだから教会音楽は発展したんだなぁと納得。黙祷のときもBGM流すなど、座禅の「無になれ」という方針とはけっこう違うなぁと思いました。ARIの人はみんな幾種類も楽器ができて多才。

 

まとめ

キリスト教に3週間どっぷりつかってみたけど、やっぱり神さまぁぁとはなりませんでした。むしろ、ああ自分は仏教徒ないし神仏習合信者?だなとしみじみ思い至る結果になりました。教えも仏教の方がしっくりくるし肌に合う。ただ、あまりにも知らないことが多すぎて、他宗教の人に質問されても自信を持って答えられない。これが一番のネックです。勉強します。