海外飛び出すことになったブログ

やっと海外行きが決定しました。ミーハーな海外フリークがthinkとdoをこつこつ記録します。

「家事労働時間短縮、そして女性の社会進出!」という教科書で習った時代より前にトリップした

さて、私のマラウイでの生活スタイルはといえば日本でのそれとは大きく異なります。炊事、洗濯、お風呂のことをまとめます。長いです。

まず、そもそも家には「キッチン」という設備がありません。キッチンとして使いうる空間がある、くらいに理解しておくと丁度いいかもしれません。具体的には、コンロも調理台もシンクも蛇口も収納スペースも何もない。なので、全部後付けで買うことになります。買わないという選択肢も与えられるし、ポジティブにとらえればカスタマイズ無限大とも言えます。(白目)



備え付けコンロなんぞなく、このバウラー(チェワ語でストーブの意、2,500クワチャ、378円)という七輪みたいなものを使って料理します。
(料理という行為に根深い負の感情しか抱いていない私がとうとう対峙するという奇跡がどれほどのものかというのは余談。)

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バウラーは木炭を使うので、炭を調達してくる必要があります。袋いっぱいで2,500クワチャ(378円)。ナリヤンジーと呼ばれるチャリンコタクシーで運んでもらって500クワチャ(76円)。

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また、クッカーという機器(右下)も準備しました。オーブンの上に2口コンロがついてお値段45,000クワチャ(6,801円)。停電がなく通電しているときだけ使えます。

上の写真の通り、冷蔵庫も買いました。中古で160,000クワチャ(24,181円)。停電のときはただの箱と化します。冷蔵庫は身の回りで一番くらい高い買い物で、「このあたりの人は冷蔵庫持ってるくらいゆとりある人だから、、」と表現されるなど、ひとつの指標となっているようです。

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加えて、ケトル(停電時以下略、 7,000クワチャ、1,059円)。
トースター(停電時以下略、8,600クワチャ、1,300円)

シンクがない、となるとたらい2つを駆使して外の蛇口で洗い物をすることになります。たらいは一個1500クワチャ(227円)。


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次、洗濯について。
洗濯機とかコインランドリーとか先進国的なシロモノはもちろんなく、これも同じ蛇口で「たらい2つ&洗濯板」を使っています。



洗濯板は日本のダイソーで買ってきました。便利と聞いていたけど、いざやってみるといまひとつ使い方がわからない。YouTubeで「洗濯板 使い方」と検索して学習。

意外と厄介なのが脱水。強くしぼると日本から持ってきた貴重なユニクロの服が傷んでしまうし、ずぶずぶのまま干したらびよびよに伸びてしまうし、手間をかけてバスタオルでの脱水をするかなーって感じです。
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そして、お風呂。
お湯ハンドシャワーという天の作りし珍品はないので、お湯を沸かしてバケツにはった水とミックスして柄付き洗面器でかぶってます。お湯をわかすにも、電気がある時はケトル3回分でいけますが、電気がないとバウラーで鍋でお湯をわかして、、となります。



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ある日の朝、6:30から火起こしを始めて、調理をしつつ横の蛇口で洗濯板わしわし、2品作り終わって食べて、洗濯物干しおわって8:00。まだ要領がおそろしく悪いのを差し引いても、こんだけばたばたと用を済ませて1時間半かかるかー、かかっちゃうのかーーと思いました。

それでも、雨季の雨の日にはこうもスムーズにはいかんだろうなという更なる不安もあります。

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ただこれが現地の人の生活事情かといえばそうでもありません。上には上がいます。現地の人(にも貧富の差はあるけどsome people)は、川で洗濯、水浴び、してました。

ということで、最後にサバイバル能力を不等号でざっくり表してみます。

日本の現代人 <<< (協力隊員) <<<< 現地エキスパート
⚫シンク <<< 蛇口&たらい <<<< 川
⚫IHコンロ ≦ クッカー <<< バウラー
⚫洗濯機 <<< 蛇口&たらい <<< 川
⚫お湯シャワー <<< お湯水ミックス <<<< 川

家庭的だとか女子力だとかと世間で呼ばれるものは、サバイバル能力とも換言できるのでは?あれ、家庭的と野性的って同じ?と混乱し始めたところで終わります。