i pod touchを自力で修理してみた
画面が割れてしまったi pod touchを自分で修理すべく、キットをAmazonで購入しました。合計3000円ほど。
(前記事:i pod touch(第4世代)の画面が死んだので応急処置した。修理ツール買って直す宣言! - 海外飛び出すことになったブログ)
ひとつが北京からの発送だったので時間を要しましたが、やっと直しますよ!(╹ ╹)
準備万端!
新しい液晶パネルと、小さいプラスマイナスドライバー、へら、吸盤などです。
修理サイトやYou Tubeをみながら、ひとつひとつ作業を進めて行きます。
液晶画面をはがして、
ミクロなネジたちがなくならないよう細心の注意を払いながら解体、、
ポストイットの裏の粘着を使ってみたり。
パネルをさらにぺりっと、、
そしてようやく必要なところまでバラバラに解体完了!
ここから新しい液晶につけかえて、真逆の作業をして元の姿に近づけていきます。
•••そして。1時間半の格闘の末、ようやくできたのがこちら!
i pod nanoですね!笑
何を隠そう、失敗して、i pod touchは死んでしまいました!コネクトが一生うまくいきそうもないので諦めました。安楽死をさせてあげたお医者さんの気分です。(たぶん)
なぜこのような結末になってしまったかというと、1番大きいのは頼みの綱にしていた解説サイトが解体の工程しか書いてなくて、「よーし!解体終わった!次は?」ってページみたらそこで終わってました。『おつかれさまでした』ってね。無計画の極みですね〜、キット買うより先にさらっと全体像みとけよっていう。
装着の方は他ぐぐってもよくわかりませんでした。動画もズームアップに限界あるし。案ずるより産むははるかに難かったです。
とはいえ、今まで日の目を見ていなかったi pod nanoがメインで活躍してくれることになるのもいいかなとʕ•ᴥ•ʔ
いい機会だと思ってPC内の音楽ファイルやiTunesを整備してたら、衝動的にそのままカラオケいってましたー笑
音楽好きまではいかないけど、割と音楽は大切にしていて、作業用、テンションあげる用、マラソン用とかプレイリスト作ってますね。
BGM大事。会社も音楽聴きながら作業できたらいいのにーーー (言語道断やろけど。。)
まとめ
精密機器は素人がさわれるもんじゃない。それなら職人さんなんか要らんもんね。専門技術で食ってる人すごいわ。
それではまた〜
Book Review『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』
好き度: ★★★☆☆
絶賛はあちゅうにはまり中です(╹◡╹)
題名の通り、とにかくウツなOLが、表参道で引き込まれるようにして入った'メンタルジム'で素敵なメンターと出会い、1か月で人生を変えるストーリーです。ウツといってもガチ鬱ではなく慢性的に気だるい〜というあるあるな状態です。
特段スペシャルなことは書いてないのかもしれませんが、主人公の奈緒に「それな!」「わかる〜」「ほんまそれ!」と100回は同意しました。
「一つ一つ変えていったら、やがて全部が変わりますよ。いっぺんに全部は無理ですけど。もしよかったらさっき奈緒さん自身が口に出した不満を、一か月でひとつひとつ一緒に考えて、どうやって改善していくか、考えてみませんか?変えたい気持ちと変わろうという意志があれば人生は変わるって実感してもらえると思うんです。」(P.48)
奈緒は「自分の決めたことも守れない自分」が嫌なのだと思った。その象徴が、この体なのだ。(P.95)
自分にはもっと力があると思っているかもしれないけど、数年働いて一回も全力を出していないなら、それが奈緒さんの全力ってこと。自分を過大評価してるよ。•••一体奈緒さんにとって全力ってどんなこと?(P.116)
全力を出すということは、プライドを持つことなのかもしれない。(P.206)
自己啓発本ばっか読んでないでさっさと動こーっと!
それではまた〜(´ω`)
Book Review『インフェルノ』
好き度: ★★★★★
ダンブラウン好きとか言う割に今更読みました。でも!!!情熱こみ上げる素晴らしさでした!!!
きゃぴ。
今は映画が公開されていますね。絵画や建築がキーになる作品なので視覚に訴えるのもいいですが、2時間でむこうのテンポで観賞し終えてしまうより、ふんだんすぎるトリッキーな部分を本でかみしめるのが個人的にはベターです!
ルネサンスの爆心地(ルビ:グラウンドゼロ)が舞台であることもあり、芸術家、芸術作品が山ほど出てきます。それは私なんぞが言わずもがな最高なので置いておきます。
今回最もあれなのが、人口爆発というテーマについて。
-人類は自らの数に耐えきれなくなって自滅する-
これに対してどういう手法をとるかが問題なんですね。今実行されているのは、避妊の知識を広めるなど。これでは根本的な解決になっていないと考える人は、ごっそり人間を間引く方法を唱えます。ただし狂信者として社会から拒絶されます。
•••社会の誰もが「否認」してしまって逃れようのない現実から目をそらすからです。(たぶん防衛機制のひとつの「否認」。) 真正面から向き合うのは怖い。「それが問題になる頃にはもう自分は死んでるから〜」というのはよく聞く/言うフレーズです。それに向き合って策を出せば、乱暴に見えたりクレイジーに見えたりするでしょう。いつの時代も終末思論や末法思想はあったし。だから多くの人は結局何もしない、あるいは小手先の対策を打つ。
間引きって自然界ではよくありますよね。
間伐といって、背の高い木が日光を遮ってしまうのを防ぐため、チョキチョキ切る作業をしたことがあります。
本の中では人類滅亡を食い止めようと、ある人があることを図ります。そして狂信的だと排除されます。終盤になって全貌が明らかにされるのですが、、正直に言って、この手法は極めて人道的に思えました。こんなことを言う私も狂信者なんだろうか?
Sustainable とても難しい課題だなと思います。人口爆発に絡んで、消費主義なんかからも目をそらすことはできない。いや、そらすべきではないだけでそらすことはできる。たぶん、私は「否認」しつつ小手先の対策をする人間になるんだろうと思う。何もしないよりはマシだ「と思える」から。
ラングドンは、自分もみなと同じようにその罪を犯していることを自覚していた。世界が置かれた状況に対しても、否認と言う病が蔓延している。そのことを消して忘れまい、と心に誓った。
それでは、またー!
社内で、憲法の解釈変更問題的なことが起こってわくわくした話。
こんにちは✌︎('ω')✌︎
会社で、ひゃっはーー!さながら憲法問題じゃん!とわくわくしたエピソードがあったので記録します。
1. コツコツ作業していると、むむむっ?
社内の事務ルールを明文化した『手続』なるものがあります。若い頃には「ここにはすべてが載ってるから、わからなくなったらこれを調べるんだよ」と言われて育てられたくらいの位置付けのものです。
今日は、ある業務をするにあたって必要な資格についての規定が問題となりました。それをここではわかりやすく、うどんを売る業務としてみましょう。
うどん販売できる人材を増やすべく定期的に『お知らせ』を出して募集をかけるのですが、今日も前回出した『お知らせ』を踏襲して文章を作っていました。
私(^^)<うどん販売人として登録したい方は、届け出てください、必要な資格はうどんアドバイザーです、、っと。
こんなんも『手続』に載ってあるんだろうなーとちらっと確認してみると、なんとそこには
手続( ̄^ ̄)<うどんを販売するには、
①うどんアドバイザー
②うどん技能検定3級
③うどんコーディネーター
のいずれかの資格が必要である。
えええ?食い違ってるやん、、!
2. どうしてこうなったのか?
食い違った原因を遡って究明していると、ある時期(約10年前)の『お知らせ』から、①うどんアドバイザーのみを資格として認めるという記述がなされていたのです、、!
このときにどういう議論があって資格要件の変更に至ったのかは、わかりません。社内規定は日本の法律に則って定められているため、法改正があれば必要に応じて変更が加えられます。当時法改正があったのかもしれません。
であるならば、同じタイミングで『手続』を変更すべきだったのですが、それをせず運用だけで変更をしてしまったようなのです。
3. やー、どう対応しましょう?
さて、現状では②うどん技能検定3級や③うどんコーディネーターの資格を持っていても、うどん販売資格は認めないことになっています。10年もたつとそれが根付くんですね。ただ、もしある社員が『手続』を参照して「私はうどん技能検定3級持っているのに、販売資格を認めてくれないのはおかしい!」と言われると、ああ、うん。となってしまうのです。
対処法として、以下の意見が出ました。
A. 現状と規定が合っていないのは不都合だし、『手続』を現状に合うように改正する。「うどん販売にはうどんアドバイザーが必要な資格です」と。
B. 『手続』を改正せずに解釈•運用だけ変更していた。ただ、緩い方ではなくきつい方に解釈したので手続違反というわけじゃない。今更『手続』を変えなくてもよい。
•••これを上司と話しているときに、脳内で、これ、憲法9条やん自衛隊やん集団的自衛権やんーーー(*´꒳`*)となったわけです。
憲法と社内規定という次元の差こそあれ、似た構造を発見して何だかむずがゆい気持ちになりました。昔何かの本で読んだ「憲法改正に賛成ですか?反対ですか?」という質問になんか答えられるはずがない、なぜならいつ、何条を、どういうふうに、という条件がないと表明しようがないから、という話などいろんなものが頭を巡りました。
うどんの事例では案Aが私の意見でした。でも上司の案Bもなるほどと思えます。案Aを実行する場合、新規定の運用開始日をどうするか、過去に②③の資格で販売していた人の扱いはどうするか、等の問題が発生します。『手続』の改正には一般社員の賛成が必要なわけではなく、数人の上司の同意を取り付けられればすっと通る話ではあるのですが、変更するとなればいろんなところで筋を通さないといけないので、かなり考えました。脳トレ。
結論としては、当面は案Bでいくことになりそうです。日々の業務いっぱいあるし、矛盾もまだハンドルできる範囲だし、、という消極的な理由からですが、合理的とも言えますかね。
それではまたー!
Book Review『半径5メートルの野望』
好き度: ★★★★☆
試験が終了したため、久々に良心の呵責なく読めた本!最近お気に入りのPodcastやブログでしょっちゅう出てくるはあちゅうが私の中でだんだん気になる人物になって、購入にいたる(^^)
ジャンルで言えば自己啓発本になるんだろうけど、高みから成長を促してくれるthe自己啓発本というよりは、「上を目指そうぜ!そのためにはあちゅうはこんな考え方してるよ!どう?」という、何というか不思議と押し付けがましくなく、でも刺激はしっかりもらえる素敵な本でした。
一言でいえば素敵♡かつ装丁もかわいくてテンションあがるし素敵♡•••ただし。しょっぱな第1章「負を燃料(ルビ:エネルギー)に変える」はもうやばいwwww大好きwwww怨念こもって楽しい♡
以下、好きなフレーズたちをメモしておきます。
英語では、ひとかどの人物をsomebody、取るに足らない人物をnobodyという(P.75)
→自分がnobodyになっていないか常に意識しよう。
夢を叶えるクセがあるかどうか(P.105)
→クセにしたらいいんや!小さいことでも!
頑張りたいなら、頑張ればいい。お腹が減ったら、ご飯を食べればいいのと同じレベルで、頑張りたいなら、四の五の言わずに頑張ればいいのです。(P.136)
→頑張るって全然特別なことじゃない!
向上心や夢がない生き方なんて、ただ、死ぬまでの時間をつぶしているだけだと、私は思ってしまいます。そんなの、息をしているだけで、死んでいるのと同じです。(P.199)
→それな。
あと、啓発でない部分での気づき。
昔は、選択肢や持ち物は、多ければ多いほど安心しましたが、今は削ぎ落とされた結果残ったもの、つまり今の自分の置かれている状況や、持っているものを、大切に思えるようになりました。なぜなら、世の中にあふれかえったものの中から、「選んだもの」と「選んだ理由」に、それまでの私の生き方が投影されているからです。ちょっと前に「断捨離」がブームになりましたが、それも、多くの選択肢を持つ時代から、シンプルでスマートな生き方を、みんなが求めるようになったことの証拠のように思います。(P.165)
→選択肢が多いことが自由だと一旦の結論に達していたけど、さらに考えを進めないといけないかも。
(╹◡╹)[妄想]
現在は2016年。100年後、200年後からみたら21世紀前半として捉えられるでしょう。「当時の日本(世界?)ではこういった潮流がありました。世の中ではまだ会社に属する人がほとんどでしたが、年功序列、終身雇用が下火になり、個人の実力がものをいう時代が本格的に到来しました」 2116年の新卒社会人『えー個人の実力がみられない時代とか存在しえたのかー!?信じられん』
[妄想おわり]
それではまたーー
Book Review『ホセ•ムヒカの言葉』
好き度: ★★★☆☆
ちょっと前からずいぶん話題になってたホセ•ムヒカ。注目を浴びた彼の言葉、政策を軽〜く紹介した本。てっきり清い天使のような人なのかと思いきや、戦士だった過去もあるんですね!表紙のまさに好々爺という写真でジャケ買いしそうになる!
政治というか経済政策について自分のスタンスがよくわからなくなっている私ですが、ああこれだけは正しいと思えるエッセンスを発見したのでまとめます。
マーケット経済の子供、資本主義の子供たち、つまり私たちが、間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作ってきたのです。
消費が社会のモーターになっている世界では、私たちは消費をひたすら早く、多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば「不況のお化け」がみんなの前に現れるのです。
営利企業は悪だーと考えていた学生時代、リバタリアンの言うことも一部わからんでもない、やっぱ株は持っとくべきだよねーと変化した現在。
どういう政策が正しいのかについてまだ意見を持てないままでいますが、消費主義が嫌だというのは自分の中で揺らぎません。今まで言語化できていなかったけど!
2015年に訪れたミャンマーではTシャツに穴があいていても気にせず着ている現地の人、電灯もついていない崩壊寸前の自転車を使っている人、たくさんいました。だからこそめっちゃ楽だった!
日本だと人目を気にしてできませんよね。よれたシャツはみっともないから捨てる、古くなったスマホはすぐ買い替える、、まだ使えるのになぁと思う心の声は無視してしまう。そうするのが「スタンダード」だから。それこそまさに消費主義が浸透した社会で、その社会で生きていくにはそれに染まるのが一番楽。
アフリカ開発に関しても、先進国の消費主義を持ち込むだけだったら、持続可能な社会の真逆をいく行為に加担してしまうことになるのかぁ。
私にできることはなんだろう。むーーー!!!
それでは、また。