海外飛び出すことになったブログ

やっと海外に住みはじめました。ミーハーな海外フリークがthinkとdoをこつこつ記録します。

Book Review『平和を創る発想術』

 

平和を創る発想術―紛争から和解へ (岩波ブックレット)

平和を創る発想術―紛争から和解へ (岩波ブックレット)

 

 好き度: ★★★★☆

 

好き嫌いで判断するのに適さないジャンルのブックレット。平和学というのがどういう学問なのかをかじってみたくて読みました。

(50頁しかないのでほんまにかじっただけ!)

 

 

ヨハン•ガルトゥングさんは新しい学問である平和学の権威で、ノルウェーの人。

国連機関を中心に国際紛争解決に向けたコンサルタントの仕事も多い、とのこと。すごい、平和コンサルってまさに私の理想。

 

コンサルなだけあって、紛争解決へのアプローチをグラフでも説明しています!おもしろい!(╹◡╹)

 

ーー紛争転換ーー

 

まず、紛争をどのように捉えるかという、分解して考えるのがこの段階。

私がぱっと思いついたのは対立するA案、B案があったら、折衷案Cがいいだろうという至極単純なもの。

 

しかし、彼の考え方はそこから発展して、x–y軸で考えます。

原点(0,0)から右斜め上45度にのびていく直線y=x上に、かつ原点からなるべく遠い点にくる「紛争転換(Transcend)」になるアイデアを出そうというのがキモ。

たぶんy=2xとかでもよくて、なんせ第一象限で原点、x軸、y軸から遠いところが最強の解決アイデアだと言っているのだと思う。

 

例えば、イスラエルパレスチナエルサレムへの関わり方を考えたケース。

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↑本の中のグラフを頑張ってexcelで再現(笑)

点A: 国連統治、国際警察介入

点B: イスラエルの完全統治

点C: パレスチナの首都設置

点D: エルサレムを東と西に分割

点E: 訪問権と居住権の区別、共同管理 ←紛争転換!

 

他の紛争においてもEのようなアイデアを出すのが最善とするのが彼の主張です。

 

ーー和解への手法ーー

 

次に、和解するために踏むステップというか要素。

賠償、法廷での告白、カルマなど12が挙げられているのですが、このうち最強なのが「ホーポノポノ的解決」というもの!

聞いたことないけど、サウンドからしてもはや平和を醸し出している、、!

 

ポリネシアの人びとにとっての「癒し」の概念。紛争が起きた後、加害者、被害者だけでなく、それぞれの家族や友人らが集まり、長老の前で言い分を話し合う。そのあと、紛争の原因、事実、加害者のわび、被害者側の許し、そして双方の再発防止策をまとめた文書を作成。長老が読み上げ、双方で確認しあったあと、燃やしてしまう(水に流す)。

 

これには他の11要素がすべて含まれているのです。最強。

 

ーー前提としての深層文化ーー

 

いつもは人々の心の中に眠っているが、紛争なんかのときに表面に出てくる文化を深層文化と呼ぶそう。

風土や気候、歴史によって考え方や捉え方のクセがあるのは体感としてみんな分かっている。そのことだと思います。

対立の形や解決方法に大きな影響を与えるため、互いに深層文化を理解しあうことがカギとなります。

 

例えば、、 

ロシア人は「二元論的で、垂直的で、悲観的」

アメリカ人は「二元論的で、水平的で、楽観的」

日本人は「陰陽道的で、垂直的で、実務的」

フィーリングでもうなずける。

 

この潜在意識は、博物館や通りの名前などの公共の場に現れているものをみるとわかりやすいらしい。

フランスの通りには、軍人、政治家、芸術家などの名前がつけられていることが多い。

一方の日本は、地形や自然、土地の人々の営みにちなんだ名前がつけられていることが多い。確かに!

 

「うどん県」うわぁぁぁぁ(笑)

 

2年間海外ですごせば、当地の深層文化を発見できる場面が多いだろうし、そのあたりは青年海外協力隊に限らず留学やワーホリすることの大きな意義だと思います。

 

ーー平和の経済ーー

 

歴史的に社会主義共産主義は敗北して、今は資本主義がメインですね。

 

ただし、完璧な経済システムなわけではない。

高校の現社の先生が「資本主義はダメなシステムだけど、それよりマシなのがないんだよ~」と著名な人の言葉を引用したのか、言っていました。

 

 平和経済の条件は、「平和的な製品を作り、平和的な取引を築くこと」だそう。取引関係が平和でも、扱う製品が兵器であれば✖、平和な製品でも取引関係が搾取的であっては✖、とのこと。

 

言わんとすることは全面的に賛成なのですが、平和的か否かの判断ってかなり難しいと思うんですよね。。

兵器がすべて平和的でないと言えるのか?原子力の原料の取引は平和的か?新興国の安い労働力でつくられた製品の取引は"戦争的"なのか?等々。

 

金融、経済に少々身を置いたのでとても興味がある。

大学の時フェアトレードについて発表したけど、もっと真剣に研究してもっと思考すべきだった。はーーー

 

 

たった50ページの本で、いろんなことを考えられます。

おすすめ!

 

それでは~

アフリカの映画を3つみた!

海外旅行に行く前は、決まって映画や本でイメージつくりあげてから現地に赴きます。今回もそんな感じで映画を3本みました!

 

マラウイをピンポイントで扱った作品はたぶんないので、広くアフリカ関連の映画3つです〜

 

(1)ツォツィ 

ツォツィ スペシャル・プライス [DVD]

ツォツィ スペシャル・プライス [DVD]

 

 好き度: ★★★★★

なにこれ名作(´⊙ω⊙`)! しびれました。

 

何人もの人が関わって、何千万円?もかけて、何年?もかけて作った作品に関して、素人の私が瞬間的にいだいた感想とかまじチラ裏やけど、せめてビックデータのひとつの要素になれるように素晴らしさを書きとめておきます。

 

しょっぱなから、ナイフ、集団強盗殺人、暴力、、障害。世の中のあらゆる闇の部分。

 

•••そこにまったくトーンの違う赤さまが!
赤さまはすごい。
すごい。
希望のひかり。

 

ツォツィが何を考えているのか、どう動くするのか、1ミリも予想できない。常にはりつめた緊迫感。

 

と思えば、南アフリカポップ?らしきイッケイケの音楽がずんちゃかずんちゃか♪(普通にかっこいい音楽)

 

緊張感は緩めていいの、、?プリーズ!( ; _ ; )となる。


緊迫弛緩の波が常にぐわんぐわん押し寄せる。

 

改心、もとい、プラスに傾いていくツォツィ。(善と悪って完全には分離し難いという意味で。) 理想的なストーリーで、悪人がこんな主体的短期間で善人になってくれれば苦労しねーよっていってしまえばお終いやけど、こういうことに携わりたい!

 

言葉少ななツォツィやママ。俳優さんの表情、神がかった演技力。

 

ストーリーを文字に起こしてしまうと、なぜか陳腐に見えちゃうので、予備知識なしでみるのがおすすめです!

 

(2)ホテル•ルワンダ

 

 好き度:★★★★☆

 

これはもうジェノサイドど真ん中のストーリー。

 

1994年、ルワンダではツチ族(トゥツィ、の方が発音正しい)とフツ族が対立していましたが、遂に火がついて内戦へ。94年って自分ももう生まれとる年代にこんなことがあったとか戦慄。

 

遠い国日本という視点からみると、え、部族ってなに見た目ほぼ同じやんって思うけど、それは世界の津々浦々のどこの対立にも言えること。反日嫌韓!みたいなんも遠くの顔立ちくっきり族からみたら、は?って感じなんやと思う。

 

背景はどうあれ、人を「Cockroach!(ゴキブリ)」と罵るのは美しくない。渦中におったら感覚麻痺するんだろうか。ラジオで公然と「ツチを殺せー!」とかおかしいやろー。

 

アフリカでの虐殺というものを視覚でみることで、イメージが具体化されました。勉強になった。

 

(3)アフリカの女王

 

アフリカの女王 [DVD]

アフリカの女王 [DVD]

 

 好き度: ★★☆☆☆

 

WW1時代のロマンスものだった。舞台がアフリカ、あとはヒロインがイギリス人で敵であるドイツ人がドイツ語いっぱいしゃべってわーいってなっただけだったー。

 

強くて勇気ある、機転のきく女性かっこいい!

 

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アフリカに関するものってほんまに少ないなぁ。もっと身近にしたい!

 

それではまたー

 

Book Review『表徴の帝国』

 

表徴の帝国 (1974年) (創造の小径)

表徴の帝国 (1974年) (創造の小径)

 

 好き度: ★★★☆☆

 

2%も理解できなかった悲しい。。難しい。。わからん本って苦痛で悲しくなるけど、いつぞやぱっとわかるかも、みたいな期待とともに読むのもそれはそれでおつ。

 

ロラン・バルト(1915-80年のフランスの思想家)が日本を観察したものです。

 

 

大学時代にウィーン都市論という授業を取って、そこで「西洋の街は中心に広場があります。対照的に、日本ではロラン・バルトがいったように中心は空虚です。皇居がそれですね。」と先生がいっていた。

それ以来なんか印象に残っていてずーっとmy読むリストにこのロラン・バルトの『表徴の帝国』はあったのです。が、ずっと放置してて、今般アフリカ行く前に読みたい本全部読んどこうキャンペーンの一環で、ついに、まじでついに、読んでみた。そしてこの理解できなさ、、、!

 

いろんなレビューやWikipediaも目を通したけど???1996年のちくま学芸文庫版も訳者が同じ仏文学者なのでそっち読んでも同じかなぁ?

 

たぶん、この本は様々な違う点に着目しながら同じことを繰り返し繰り返し言っているんだと思う。日本の、いってしまえば文化?の細部をひとつひとつ観察して、記号論的な見方で解釈する。本当に細部。和の御膳の小皿、パチンコのしくみ、文楽、俳句、禅、日本人の瞼など。

 

てんぷらのことを丁寧につづっている場面なんかは、滑稽に思えるくらいバルトは真剣。それが日常な日本人、というか私にしたらくすっとなる。

 

以下、なんとか理解できてかつ素敵だなと思ったところを5つ、メモ。

 

<箸>

箸は、食べものを皿から口へと運ぶ以外に、おびただしい機能をもっていて、そのおびただしさことが、箸本来の機能なのである。箸は、まずはじめにーその形そのものが明らかに語っているところなのだがー指示するという機能をもっている。…同じ一つの皿のなかの食べものだけを、機械的に何度も反覆して嚥み下して喉を通すことをさけて、箸はおのれの選択したものを示しながら(つまり、瞬間のうちにこれを選択し、あれを選択しないという動作を見せながら)、食事という日常性のなかに、秩序ではなく、いわば気まぐれと怠惰とをもちこむのである。

 

<中心ー都市 空虚の中心>

いっさいの中心は真理の場であるとする西欧の形而上学の歩みそのものに適応して、わたしたちの都市の中心はつねに《充実》している。つまり精神性(教会が代表)、権力性(官庁が代表)、金銭性(銀行が代表)、商業性(デパートが代表)、言語性(カッフェと遊歩道をもつ広場が代表)、これらが集合し凝縮しているのは、まさにこの特別な場所においてである。…都市(東京)は、次のような貴重な逆説、《いかにもこの都市は、中心をもっている。だが、その中心は空虚である》という逆説を示してくれる。禁域であって、しかも同時にどうでもいい場所、緑に蔽われ、お濠によって防禦されていて、文字通り誰からも見られることのない皇帝の住む御所、そのまわりをこの都市の全体がめぐっている。

 

<文房具店>

日本の文房具店のあつかう事物は、表象文字風のエクリチュール(表現体)である。そのエクリチュールは、西洋人の目には、絵画からきているように見える。ところが、じつはほかならぬそのエクリチュールが絵画を生んでいるのである。…特徴線は削除となぞりをしりぞけていて(なぜなら、文字はアラ・プリマ(根源的)に書かれるものだから)、消しゴムやその代用品などの発明はまったくない(消しゴム、はっきりと消し去ってしまいたいと人の願うシニフィエ(表徴されるもの)の象徴、あるいはせめてはその充溢をやわらげ薄らげたいと人の願うシニフィエ(表徴されるもの)の象徴である消しゴム。しかし、西洋のまむかい、東洋においては、鏡は空虚である。

 

<書かれた顔>

女形は、女性そっくりの化粧をして、女性らしい情感をたたえ、女性を生き写しにした、工夫の限りをつくして女性に化けた男性ではなくて、純粋な表徴体なのである。この表徴体の内部(真実)は秘密でもなく、またこっそり表徴されているのでもない。内部の男性はただ、不在化されているのである。俳優は女形の顔をつくって、女性を演じているのではない、女性をコピー(複写)しているのではない、ただ単に女性を表徴するのである。…これは西洋では思いもよらないことである。西洋にあっては、女形それ自体がそもそも思いもよらないこと、許されないことであり、純粋な本質違反なのである。

 

<数百万の個体>

(漢字という)表意文字の記号をごらんになっていただきたい。それらは専制的ではあっても限界をもつために憶えやすい音声学的秩序(アルファベットーいろは)の外にあるので、論理上は分類しがたいものでありながら、しかも辞書のなかに分類されてはいっている。この辞書のなかにあって、表徴の類型を決定するものは、ーエクリチュール(表現体)と分類とにおいて、じつにすばらしく肉体が現われでるのだがー表意文字を書き記すに要される動作の数と順序なのである。

 

外部の人間だからこそ、細やかに発見できる部分があると思う。外から来た日本人が、別の大陸にあるマラウイという地で生活して見えてくるものってどんなんだろうか!わくわく!

 

ではまた~

 

Book Review「『罪と罰』を読まない」

 

 好き度: ★★★★☆

 

出版社に勤める友人のすすめで読んでみました〜

 

題名そのままで、ドストエフスキー罪と罰を読んだことのない4人の作家、翻訳家が集まってあれやこれや話す本です。

何回もふふってなった(笑)おもろい(笑)

 

「読んだことはないけれど、なんとなく知ってる」人たちと、「読んだことはあるけれど、よく覚えていない」人たちの認識に、さほど大差はないのだった。では、いったい、「読む」とは、どういうことなのか。何をもって、「読んだ」と云い得るのかーー。

 

「読む」という言葉には、「文字を読む」という使い方の他に、「先を読む」という未知への推測の意味をこめた使い方がある。このふたつを組み合わせれば、「読まずに読む」という、一見、矛盾しているようなフレーズが可能になる。「本を読まずに、本の内容を推しはかる」という意味である。

 

本の前編は、『罪と罰』を読まないまま開かれた「未読座談会」の様子がつづられ、読者向けタネ明かしをはさんだ後、「読後座談会」として四者の会話が収録されています。

 

みなさん本に関わるお仕事をされているので、視点がなるほどーというものばかりでした。

例えば、口調が一人称なのか三人称なのか、解説は第三者がするのか誰かのセリフにぶっこまれているのか、場面展開の手法は、、など。

 

恥ずかしながら、今まで物語をさらーっと読んで消費するだけで、読み込んだりかみしめたりしてなかった。作者っていろんなことを考えまくって生み出してるんだなーーというすごい基本的な感想を持ちました。

 

私は「読んだことはあるけれど、よく覚えていない」タイプ!( ͡° ͜ʖ ͡°) 昔の読書メモには、

長かった。思想は解説を読んでなんとかわかる程度だが、読み物として面白い。これだけ長いのに場面の転換がほとんどなく、ずっと時間的•空間的につながっている。名前が覚えられない。

とだけ(笑)

筋より何より、読み切ったことに疲れてお腹いっぱいでした(´⊙ω⊙`)

 

1番おもしろかったのは、読後座談会での4人のイキイキ感がはんぱない(笑)未読座談会では歯切れ悪く「あーでもないこーでもない、でもこーかも?」というのが続いて、まぁ一緒に推測を楽しめるんですが、読後の饒舌ぶりがなんとも好きでした!

 

私も未読座談会してみようかな。

 

それでは!

オンライン英会話5社無料体験まとめ

地方では外国語に対する意識が高い人がそんなにいない(出所:私フィーリング)ので、私程度の英語力でも「英語しゃべれるキャラ」が確立します。。

 

ある日のこと、というか忘れもしない11/11、香港から電話がかかってきました。

英語での会話はひっさびさなものの、抵抗感じることなくつないでもらいました。その結果。

 

何にもききとれねー!口からでてこねー!

 

茫然自失、自信喪失、かっこ悪すぎて苛立って即オンライン英会話を始めました♡

 

4年前のボストン語学留学前後にもスカイトークレアジョブでオンライン英会話をしていたことがあり、アウトプットする機会を確保したい人間にとってはいいツールだと思っています。

 

せっかくだしこれら以外のを発掘してみよー!ということで、以下の5社の無料体験をしました。好きな順に並べます。

(1)DMM英会話♡

(2)Bizmates♡

(3)ベストティーチャー

(4)COCO塾オンライン英会話

(5)QQEnglish

 

以下、個々のメモを残します。いつの日か再び選ぶ場面が来た時のために、、!

 

 

(1)DMM英会話

結論、ここの有料会員になりました!

月4,950円、毎日25分という料金体系は典型的なオンライン英会話ですが、一番目を引いたのが「偉人のスピーチ」という教材です。lesson1がスティーブ・ジョブズスタンフォードコメンスメント(これ↓)

www.youtube.com

を題材にしていて、『あー完全におもろそうやん。ここにしよ!』となりました(笑)

 

他にも教材が山ほど種類があって楽しそう! VOA(Voice of Americaというアメリカのニュース)教材などのド王道なものもあります。

 

あと、会員サイトが使いやすい、、、!

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レイアウトがいけてるのはもちろん「レッスンノート」という機能が良い。

スカイプ授業の後(たいてい直後)、先生が「レッスンで使われたセンテンス」、「レッスンで使われた単語」を記録してくれます。単語に関しては自分で追加編集できるので、どんどんメモっていけるしその蓄積を一覧できる機能もあります。

 

今までのオンライン英会話ってやりっぱなし感が強かったのに、それを補ってくれるシンプルで有効な機能だなーと感動しました。

 

プラス、先生の国籍バリエーション豊か!

体験3回で、ジンバブエ、ジャマイカ、ボスニアヘルツェゴビナの先生と話しました^^

世界中のアクセントに慣れたい私にとっては最高!

 

これらグッドポイント(!)を5,000円(!)で享受できるという、(お財布の)持続可能性が決め手になりました~。

 

(2)Bizmates

尊敬してやまない友人がここを使っているという強力な前情報でほれこむ(笑)

 

実際、体験の1回はレベル診断を兼ねており、フィードバックが超しっかりしていたし、レベル高っっ!な印象でした( ´∀`)

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レベル5段階のうち、下から2番目のLevel2と判定されました。(そして凹みました。)

ただし、代取?の解説動画によれば生徒の90%はLevel1or2だそうです。(それを知り少し浮上しました。)

 

ビジネス教材がずらーっとあり、自分のレベルの教材を着々とこなしていくとレベルアップテストの機会が得られるといったシステムです。それがRPGチックでとてもわくわくしました!

毎回のレッスンはSee、Try、Actの3パートにわかれていて、教材を音読して終わりということは決してなく、アウトプットをちゃんとできるのも良ポイント。

充実のフィードバックで、どう改善したらよいかも指摘をもらいました。

 

気に入ってテンション上がって『これで英語ペラペラのバリキャリになるんやー!!!』と意気込んだ矢先、月12,000円の壁にあえなく断念。

 

コストをかけてでもそれに見合う高品質な授業を求める人、ビジネスうおぉぉぉぉー!という上昇志向の人にはぴったりだと思います。

 

(3)ベストティーチャー

システム少し複雑?でよくわからんけど、イラン人の先生のダメ出しが超ためになった

※慣れないシステムの説明を読み込む気力なく、ここの良さが十分には理解できていません。

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体験を申し込むと、Writingのやりとりを複数回してからスカイプ授業という流れになりました。

 

先生の指摘は今でも超覚えています!

Try to make your intonation as wavy and musical as possible in order to be understood better. Are you a robot? No! Your pronunciation is enough good already. Don't be shy. 

的な。

こういう辛口な先生を選んでいきたいなー♪ ほめられても何も改善できないから!

 

アカデミック寄りな印象なのは、英検やIELTS対策コースが充実しているから?

月9,800円コースが人気とのこと。むうぅ、お金厳しい。

 

(4)COCO塾オンライン英会話

通う型スクールの方で有名なので試してみました。

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2回とも先生はとてもきれな英語を話すフィリピン人で、"the先生"という雰囲気の方。

小さい子向けのグッズ(はなまるにこちゃん札とか)も完備してて、楽しく英会話するにはいいかなぁという感じ。

 

料金プランもゆったり型のものばかりで、月16回で8,000円弱が一番頻度高いコース。

 

もっとビシバシしたいのでパス。

 

(5)QQEnglish

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昔ながらのオンライン英会話!という感じ。毎日25分で月6,300円程度。フィリピン人の先生と教材を一緒に読んでいく的な。

 

あ、でも2回の英語レッスンの前に日本人スタッフとのスカイプ面談があったのは初めてだった!ほんまに英語不安な人にはいいかもしれない!

 

特段目新しさを感じなかったので、パス。

 

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以上、5社を無料体験して、

●自分が下の方のレベルに分類されたスクールの方が、英語力向上が期待できる

●「TOEIC〇〇点取得コース」などのカリキュラムから、会社がターゲットとしているレベル感(生徒も講師も)を察することができる

●オンライン英会話黎明期より、各社がそれぞれ独自性を持っていて業界全体が進化している

あたりを学んだ気がします。

 

まぁ一番大事なのはスクール選びよりも、その後パフォーマンスを上げてくことなんですけどね!頑張るぞ!

 

それではまた~

Book Review『「情報」を学び直す』

 

「情報」を学び直す (NTT出版ライブラリーレゾナント)

「情報」を学び直す (NTT出版ライブラリーレゾナント)

 

 好き度: ★★★★☆

 

学び「直す」と言うにはおこがましいほど疎い私ですが、なぜかするする〜っと手が伸びて買ってしまいました。

 

2007年の本なので、動きがとにかく早いこの分野のこと、現在2016verで改訂するとすれば山ほどアップデート箇所があると思いますが、基本的な考え方の部分は今も有効だろうし平易なことばで読みやすかったです!

 

 2015年の超超超超お気に入り本、↓

 ↑これと同じ雰囲気の内容、わかりやすさでした!(最新事情を知りたい方はこちらを!)

 

著者の石井さんは学生時代は東大の工学系のところにいましたが、今は文理融合の「情報」を扱っているらしい。the文系人間の気持ちもわかる方だからこそ、(特に)文系に卑近な具体例ふんだんなんだろうな!

 

 さて、以下内容をざっと復習します。

 

―「情報」はどこから来たか?

 

日本でこの言葉が最初に使われたのは、1876年(明治9年)、フランスの軍事教育用の兵書を訳した本にて。'renseignement'の和訳として「情報」という言葉を充てたそうです。「敵情の報知」を縮めた表現とのこと、時代背景をもろに反影した起こりだったんですね。

 

 今や「受験は情報戦だよね~」「情報系の人」等すっかりおなじみの言葉ですが、この「情報」を工学的な研究対象として定義し直したのが、1949年に情報理論を発表したシャノンさんです。この人は本の中でも繰り返し出てくるので、Very Important Personだと思います!

シャノンは情報の量を電圧や電流のように計測可能なものとして定義しました。よく知られているように、ビット(bit)という単位です。(P.33)

 

―情報を理解するのに必須な「確率」の話

 

えぇ~苦手すぎて混乱しながら心で泣きながら流し読みしました(笑)

 

問題 クジが100本あり、1本が当たり、残り99本は外れであるが、外からは見分けがつかないようになっている。いま甲、乙2人が順番にこのクジを引くものとする。まず、甲が100本のクジの中から最初に1本引き、内容を確認せずにそのまま保持しておく。次に、残りの99本のクジから乙が1本引いて内容を確認したところ、外れであった。この時点で先に引いた甲のクジが当たりである確率を求めよ。(P.36)

これはベンチマークテストというものらしいです。答えは1/99です。100本のクジじゃなくて2本のクジで考えたらすぐわかるよ、という話。

 

他にも百人一首「むすめふさほせ」って知ってますか?

元・競技かるた部員が説明いたしますと(どやっʕʘ‿ʘʔ)、百人一首には一字決まりの歌が100枚中7枚あって、その頭文字が「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」なのです。情報学的にみると、「む」が読まれること=その他99枚の可能性が排除される情報、ということらしいです。

※もっと細かく(正確に?)言えば、かるたを取る人は子音を聞いているので、「む」のMの音で「み」5枚、「む」1枚、「め」1枚、「も」2枚の計9枚/100に絞っています。

 

―タスク指向型コミュニケーションと冗長性

 

 極力短いやりとりで当初の目的を達成しようという効率化の追及を反映した、タスク指向型コミュニケーション。仕事なりなんなり、'端的に'、'簡潔に'、を意識する場面があると思います。逆に、同じことを複数回繰り返すと、ある内容を伝えるには無駄が生じてしまうのですが、この冗長性こそが頑健性をつくるというのがおもしろかったです!

具体例は本にあるのを見ていただきたいですー図が必要。笑

 

 

その他、マスキングされた画像は勝手に脳内で補正されて、本来ないはずの図形がうかびあがる、、!という例や、背景知識を伴うコミュニケーションは伝達云々だけの問題じゃないよねーとか、脳の情報処理のしくみをコンピュータとか人口知能に応用する~とか、ふむふむーとなりました。

 

高校数Cの条件付確率の話、ITパスポート受験時のbitとかの内容、上にリンクを貼った松尾豊さんのAI本、今までのいろんな知識のかけらが組み合わさって少し頭の整理がついたような気がします。

 

本のレビューって難しいーー、印象に強く残ったところと本の骨子はずれとることも多いし。情報処理レベルの低い脳みそが恨めしい。

 

それでは!また!

バイクの免許とりました!!!

 正しくは、「教習所の卒検合格しました!!」(笑)

 

バイクの免許取得までの道のり

 

マラウイに派遣されるにあたり小型自動二輪(MT)の免許が必要なのですが、中型にしました。

 

教習所の申込からドタバタで、軽い気持ちで「小型コースないなら中型で^^」というと、受付の人に「え、、、ほんとに大丈夫?一回またいでみた方がいいよ。」と止められる。

 

そのまま実際の中型バイクに触れてみたら、まじで重いし、でかいし、無理重さ200kgとか無理。

でもまぁ足は届くし何とかなるだろうということで、中型で申込み!85,000円也!(小柄で華奢な女性はリアルに厳しいと思います。)

 

普通車(AT)の免許をすでに持っていたので、実技の授業17コマ、学科1コマ+卒検のカリキュラムを2か月で進めていきました。週末だけ通ってこの期間なので、もっとつめよう思えば短く済んだと思う。

 

服装は、長そで•長ズボン•スニーカーに、軍手、ヘルメット、全身の防具!

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もれなく臭い。

 

クラッチ?ギア??へ???だったし、エンストばっかりでやるせないし、先生「アクセル握っていこう」→「無理です!!!怖いです!!」みたいなことばっかりやし、バイク転倒したら一生起こせないくらい重いしで、毎回苦しかったです;;

 

何が難しいって、右手はアクセルとブレーキ、左手はクラッチと指示器、右足はブレーキ、左足はギアを操ります。全身をフルに活用するMTバイクの運転は非常に疲れます!バイクの免許持っている人全員天才。

 

エンジンって動力生み出して、伝えて、動かしてってめっちゃ複雑なのに、ブレーキはずいぶん原始的だなおいって思ったり。

 

コースは、一本橋スラローム、八の字、そして花形(?)の急制動!教習って後からみたら絶対なつかしいから記録しておこう。

 

そんなこんなでぴぃぴぃ言いながらも、あれ?風きもちいい?となるくらいには操作できるようになり、本日ようやっと卒検に一発合格(╹◡╹)めでたい!

 

あとは、免許センターに行ってお金を払って登録してもらうだけ^^(これが意外にハードル高く、平日昼のみ受付。いつ行けるの。) 

 

 

教習本って民間発行なんですね

 

教習所でもらう金輪際読まなそうな本、せっかくやし目を通していると、発行者が株式会社トヨタ名古屋センターとなっている。

 

公安委員会かなんか公の機関が出してるのかと思いきや、トヨタ100%出資のばりばり民間企業でした!(参考: リクナビサイト https://job.rikunabi.com/2017/company/top/r557810082/)

 

巨大産業と言われる車業界といえば、部品やらの関連メーカーが多く裾野が広いという認識でしたが、、交通安全教育という分野にもひろがってるんですね!知らんかった。ここは教習本だけでなく、教習所も運営しているようです。

 

調べたら、東京日産ドライビングカレッジ、という日産の教習所もありました。けっこうあるんですね〜

 

(もし便利だけど危険にもなりうるものを発明する、もしくは牽引役になって、そのライセンスが国家資格とか免許っていう公的な手続きが必要なものになれば、めちゃおいしいのでは、、!と思ったりʕ•ᴥ•ʔ)

 

 

マラウイは左側通行だから問題なし

 

右側通行だったら大事故を起こすだろうという危惧から調べてみると、左側でした( ´∀`)

 

Wikipediaによると、

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 ↑青が日本と同じ左側を採用する国々です。

 

こうして地図をながめると、逆に「なぜ日本が左側通行を採用したのか?」と疑問を持ちますね〜

 他の国はほぼコモンウェルス国!

 

それではまた!